主人公であり知性美を取り揃えた聡い女性で積極的な性格。
あらゆる困難を強い意志で乗り越える。
ある事件に巻き込まれて白丁村で隠れて暮らしていた両親と幼い時代を過ごした長今は甲子士禍でお父さんと別れてお母さんとも死別する。
10歳で宮殿に入り宮殿最高の板前になろうと尽くして能力を認められる。
しかしハン尚宮と係わる計略に犠牲され宮殿から追い出されて官婢になる。
済州島で官婢として生活しながら医術を学び再び宮殿に入り最高の医女になって朝鮮歴史上初めて王様(中宗)の主治医になる。
彼女の名声は中宗実録に名前の前に大の字を付けた"大長今"に呼ばれるほどであった。
漢城府判官として勤めていた中、
金鶏購入件で長今を助けたことで命の危険に直面する。
內禁衛の従事官として移して来で長今と深い縁を結ぶ。
文科に合格した兩班出身でありながらも優れた武術故にしばらく内禁衛で勤める。
秀麗な顔つきに学識が深い。
奥さんに死なれて寂しい日々を過ごしている中長今と親しくなる。教書閣が二人の出会いの場であった。
長今の聡さと学問に対する熱情に感動、
彼女を助ける過程で彼女を愛するようになり、それによって幾多の危機に直面する。
後に東部承旨として内医院の副提調になり長今を手伝う途中、司憲府の弾劾を受けて罷職されて追い出される。


幼い時に長今と一緒に宮殿に入り宮女生活を一緒にする厨の宮女。
長今と長年の期間一緒に過ごす。
野心が大きくて出世欲が強くて美しいが傲慢な性格。
厨の実勢である催尚宮の姪。
身分の差にもかかわらず崔氏家の母方嫡孫である閔政浩を片思いする。
長今と一緒に宮殿最高の板前になるために尽くしていた中、
崔氏家の緻密な計略で王様の承恩を受けて淑媛になり長今と運命的に再会する。
長今を常に警戒し最後まで長今と競争関係になる。
朝鮮第11代王様。
穏やかではあるが優柔不断な性格。
ザスン王大妃の息子であり燕山君(朝鮮第10代王様)が廃位された後宝位に上がる。
ジョクァンジョ起用を契機として改革政治を広げる中長今に出会い彼女の暖かい性格と優れた才能を認める。後に彼女を主治医としてではなく女として愛する。