登場人物(その他) | 밤을 걷는 선비

スヒャンチャン・ヒジン

（女、20代半ば、ファヤンカクの妓女、芸者）

当代最高の料亭ファヤンカクの妓女。貧しい農民の長女で生まれて両親と5人の弟たちを飢え死にさせないため彼女は13才時に妓女の道を選んだ。派手て綺麗だし、色っぽくて男が見たら抱きたくて焦っている。でも、天下の女好きなチェ・チョルジュン(ヘリョンの父)も彼女を抱けられなかった! 彼女は笑顔を売る代わりに詩や踊り、琴の旋律を見せる芸者である。その技も冴えて高官顕職の足が絶えない。そのお陰でスヒャンが知らない政事がないという噂が広がるぐらいだ。彼女が見て聞いていることはそのままソンヨルに伝えられる。彼女はソンヨルに駒である。多くの男が彼女を求めているがスヒャンはいつもソンヨルだけを求めている。でも、ソンヨルは知らない...彼女の愛が、その執着が物凄く怖くなることを。
ヒョンジョイ・スンジェ

（男、71才、王様、‘ユン’の祖父）

王祖以来に最も強い王権を持つ王。機知、知恵、策略、老巧、大様、などを武器にヒョヨン大君を蹴落として王になった。(無論、クィの助力があったこそ可能だった)心が読めない人物でクィさえ常に彼を牽制している。権力を持つためには兄弟も家族も関係ない残酷さを見せて生きてきたので彼の命令に背く人は誰もいないが唯一彼の孫、世孫‘ユン’は違った。竜虎相搏である王と世孫は会う度にケジメをつけようと争っている。世孫に冷たいすぎる王に向けて民は‘死んでも王位を持っていくだろう’と陰口をしているが、ヒョンジョの意思は別のところにある。まもなくクィは対立する世孫だ。彼を殺そうか認めるか...クィと立ち向かわなきゃいけない。ヒョンジョはユンを厳しく訓練させたし、ユンは望み通りに立派な王佐の才に成長した。ついに時が来た。
ノ・チャンソンキム・ミョンゴン

（男、69才、左議政、‘ハクヨン’の祖父、‘ヒョンジョ’の側近）

静かで穏和な人柄でヒョンジョを支えてくれる人物。優柔不断のような性格で領議政チェ・チョルジュンの手管に振り回されるように見えるが、最後には自分の意思で動かす政治家だ。サドン世子事件があった時息子を失って政治界を離れて後学を養いながら余生を送ろうとしたがヒョンジョが許してくれなかった。王が心を打ち明ける唯一な人が自分であることを知っていて辛くても喜んで歩んでいる。ヒョンジョとの付き合いが長いほど痛みも似ている。宮を、この国を支配しているあいつらのせいで息子を失って未来を図らなければならない二人... 孫を守るためヒョンジョとチャンソンの挟撃を始め、静かに強いおじいさんの反乱が始まる。
チェ・チョルジュンソンジョンハク

（男、45才、領議政、‘ヘリョン’の父、‘クィ’の側近）

滅門した宗家の従孫で生まれた。家門を立て直そうとして昼夜を分かたず学問に集中し、優れた処世術で正5品詞憲院の持平まで勤めた。10年を世子の回し者として忠誠を尽くした。でも、ヒョンジョは却ってチェ・チョルジュンを不正官僚だと誣いた噂を広げて破滅させた。食べることを心配するほど家庭は貧しくなったし、チェ・チョルジュンは廃人になった。そんなチェ・チョルジュンをまた宮に呼び入れたのはヒョンジョの上に君臨している吸血鬼クィだった。官僚の中でヒョンジョを深く憎悪しているチェ・チョルジュンを利用してヒョンジョを牽制しようとしている。ヒョンジョに尽くした忠誠ほど裏切られた傷も深かったチェ・チョルジュンは悪辣に変わった。クィの駒になろうと娘ヘリョンの命まで差し出す残酷な面を見せる。
チョセンチョン・キュス

（男、45才、書籍販売者、ヤンソンの養父）

正直で賢くて優しい人物。死にそうなヤンソンを連れて来て妻コッブンに自分の子だったとごまかして実の娘のように育てた。本物の親ばか。知性と綺麗な心の持ち主ヤンソンの成長を見るのが唯一な生甲斐だ。ヤンソンの惨めな過去を知っていて、ヤンソンの記憶が戻らないことを願っている。ソ・ジョンドが死ぬ前自分に‘べク・ホヨン’という弘文館教理に伝えてくれと言われて預かっていた‘ジョンヒョン世子備忘録’を隠している。ジョンヒョン世子備忘録には‘クィ’という吸血鬼について記録されていた。‘クィ’の存在をしている宮外の唯一な人物。
コッブンオ・ユンホン

（女、44才、ジョセンの妻、ヤンソンの養母）

気が強く無愛想だが心は暖かい女性。夫が連れてきたヤンソンはコッブンに傷だったが自分の関心を求めて頑張るヤンソンがだんだん可愛くなった。でもヤンソンのせいでジョセンが命を落とすと＜ジョンヒョン世子備忘録＞を捨ててくれという夫の頼みを断ってそれをソンヨルに売った。そのお金を持ってダンイと一緒に逃げたが戻ってきてヤンソンが失った記憶を思い出す決め手になる。
ノ・ハクヨンヨ・イジュ

（男、24才、弘文館教理、世孫‘ユン’の親友）

弘文館大提学のノ・チャンソンの孫。名家の長孫で生まれ、愛国を信念と思って生きてきた。でも、サドン世子の無辜を主張した父親が命を落とした後、悔しくて何も出来なかった彼は出仕をしないまま家出をして父親を死なせた老論と王の関係を民に知らせようと壁紙を貼ったがすぐ捕まえた。それも...世孫ユンに! ‘死にするとも志は曲げない’と思って頭を下げないハクヨンに先に手を出したのはユンだった。世の中を一緒に変えようと、愛国したい国、忠臣になりたい国を創ろうと...痛みが似ている二人の協力はこうやって始まった。以降、世孫と同じ夢を見る同志であり親友になった。
ホジンチェ・テファン

（男、25才、ソンヨルの手の者）

ソンヨルをためなら自分の命も落としても平気な腹心である。ホームレスで飢え死になった自分を助けてくれたし、名前や職場までくれたし、人らしく生きる方法を教えてくれた恩人ソンヨルの安否がいつも最優先だ。背が高くて貴族的な顔付き、目の前が見えないぐらいに眩しい笑顔。でも、口を切ると想像をはるかに超える無知と美貌が与えるキャップが魅力的だし、溢れる正義感に事故が相次ぐ。理性より感情、つまり暴力的な行動に...やったら大事故になるのでソンヨルとスヒャンはいつも緊張している。こんなホジンだがソンヨルがやろうとしていることがどんだけ危険なことかを知っていて家庭も持ってない。ホジンの人生で命をかけて守るべきものはソンヨルしかいない。
サドン世子チャン・スンチョ

（男、50代後半、ユンの父親、ヒョンジョの息子）

クィが唯一友と思った世子。幼い頃からクィと学問や政治の事を語り合いながら友になった。しかし、クィの正体を知った後、彼を殺す計画を立てた。クィが隠していた書籍‘母係族譜’がクィを殺すビギの記録だっと知ってビギの行方を探している途中クィにばれて殺された。
ダンイバク・ソヨン

（女、17才、ヤンソンの妹）

優しいし、笑みもやりたいことも多い、姉が大好きな世間知らず末子。生まれた時から足が弱くて一人で歩くのが大変なのでいつもヤンソンがおんぶをしてくれた。そのせいなのか自然にヤンソンの価値観がダンイの価値観になった。

登場人物関係